HEAL3（ヘルスリー）の始め方 【初心者向け】

HEALTHREE/HEAL3（ヘルスリー）はSTEPNのように歩く・走る事でトークン（UHT)を稼ぐことが出来るWeb3ヘルスケアアプリです。

2023年4月20日にオープンα版がリリースされたばかりで、現在はMove to Earn（運動）だけですが、将来実装予定のSleep to Earn（睡眠）、Eat to Earn（食事）と合わせてHealth to Earn（健康）を目指しています。

この記事ではHEAL3が初めてのMove to Earnという初心者向けに、下準備からプレイを始めるまでの流れを解説します。

HEAL3アプリの準備

HEAL3アプリをダウンロード

•  iOS用アプリ
•  Android用アプリ

アカウント作成

アプリを起動してアカウントを作成します。

メールアドレス・パスワードを登録

登録したメールアドレスに確認メールが届きます。記載されているURLをクリックして下さい。

メールアドレスが確認されました。

アプリのトップ画面に戻ってログインします。

登録したメールアドレス・パスワードを入力してログイン。

ログインするとアバターの作成が始まります。

アバター作成

ユーザー名を決めます。

ユーザー名は日本語もOK！

アバタータイプを選択

アバタータイプ決定

目・髪などのパーツを選択して登録

アバターを確定してスタート

ここでアバターを確定すると作り直しは出来ないので注意！変更したい場合は「Not yet」をタップして下さい。

MetaMaskと連携

HEAL3をプレイするためにはMetaMaskとの連携が必要です。

MetaMaskにAstarネットワークを追加

先にMetaMaskにAstarネットワークを追加しておきます。Astar Portalにアクセスすることで簡単に追加できます。

Astar Portalにアクセスして下さい。　 https://portal.astar.network/

PCはMetaMask拡張を追加したブラウザ、スマホはMetaMaskアプリ内のブラウザを使用して下さい。

「Connect」をクリック

MetaMaskを選択

MetaMaskにログインしてない場合はログインして下さい。

Astar PortalにMetaMaskを接続するとAstar Networkを追加するか聞いてくるので承認します。

スマホの場合チェーンIDが0x250と表示されているかもしれませんが、これは16進数で表示されており10進数にすると592ですので間違いではありません。
16進数の250 = 10進数の592 です。

Astarネットワークが追加されたら切り替えておきましょう。

HEAL3アプリと接続

MetaMaskの準備が出来たらHEAL3と接続します。

右上のIIIアイコンをタップ

「Wallet Connect」をタップしてMetaMaskを選択

「接続」をタップ

MetaMaskが接続できました。

これでHEAL3アプリの準備は出来ました。

NFT（トップス・ボトムス・靴）を購入

NFTの販売ページにMetaMaskを接続して購入します。

トップス・ボトムス・靴の１セットが1,200ASTARですが、Mint時（NFT発行）に少量のガス代が必要になります。

ガス代は１ASTARあれば十分なので、1,201ASTARをMetaMaskに入金しておきましょう。

ASTARをMetaMaskに送る時、取引所によって送り方が違うので注意が必要です。

ASTARを購入できる国内取引所

ここからはGMOコインとbitbankからMetaMaskへ送金する方法をそれぞれ解説します。

GMOコインからMetaMaskへASTARを送金する方法

GMOコインはAstarとAstarEVM、2つのアドレス形式に対応しており、MetaMask（AstarEVM）に直接送金する事が出来ます。手順はXRPやETHを送金する流れと同じです。

宛先（MetaMask）を登録

GMOコインにログインして、

暗号資産 アスター 送付 と進み、「新しい宛先を追加する」をクリック

「GMOコイン以外」を選択

「プライベートウォレット」を選択

「ご本人さま」を選択

内容を確認して「宛先情報の登録画面へ」をクリック

送付先となるMetaMaskのウォレットアドレスをコピーしておく

コピーしたウォレットアドレスをアスターアドレスに貼り付けて下さい。

宛先名称は自分が分かりやすい名前を付けておくと良いでしょう。

登録内容を確認して「登録する」をクリック

確認メールが届いたら記載されているURLをクリックして認証を完了して下さい。

通常は数分で審査が完了します。

登録した宛先（MetaMask）に送金する

審査が完了すると宛先リストに表示されます。

宛先をクリックして選択して下さい。

「この宛先に送付」をクリック

 チェックを入れて「次へ」をクリック

送付金額、その他を入力して「確認画面へ」をクリック

初心者の方は少額でのテスト送金をオススメします。
この例ではテストとして100ASTARだけ送金しています。
最終的にNFT購入に必要な額は1,200ASTAR＋ガス代です。

内容を確認して「実行」をクリック

MetaMaskを確認

無事届きました。
テスト送金をした方は同じ手順で残りの額も送金しましょう。

bitbankからMetaMaskへASTARを送金する方法

bitbankからMetaMaskへ直接ASTARを送金する事は出来ません。

ここでは以下の２つの方法を解説します。

どちらもNative・EVM両方に対応しているため、経由することでMetaMaskに送金することが出来ます。

GMOコインを経由する方法

まずはGMOコインの預入用アスターアドレスを確認します。

GMOコインのAstarアドレスは2種類あります。

• Astar（Native対応）
• AstarEVM

ここではAstarを選択して下さい。

ちなみにうっかりAstarEVMを選択してもbitbankで登録する際に「アドレスが不正です」とエラーが出て登録できないので、誤送金して消失する心配はありません。

bitbankに送付先アドレスを登録します。

出金 ASTAR と進み「アドレス一覧」をクリック

「新規追加」をクリック

ASTRアドレス欄にGMOコインでコピーしたアドレスを貼り付けて下さい。

他の入力欄も埋めたら画面下部の「確認」をクリック

内容を確認したら「確定」をクリック

ASTR引出画面に戻って追加したアドレスを選択し、送金額を入力したら「引出内容を確認」をクリック

内容を確認し、二段階認証コードを入力して「出金する」をクリック

確認メールが届くのでURLをクリックして出金を承認したら手続き完了です。

GMOコインに送金できたら、GMOコインからMetaMaskに送金する方法を参考にしてMetaMaskに送金して下さい。

Astar Portalを経由する方法

Astarネイティブ対応のPolkadot.jsウォレットに一旦送金し、そこからMetaMaskに送金する方法です。

Polkadot.js単体には出金機能がないので、Astar Portalを介してMetaMaskに送金します。

Polkadot.jsにASTARを送金してから次へ進んで下さい。

Astar Portalにアクセスして下さい。　 https://portal.astar.network/

ASTRの欄の をクリックしてメニューを展開します。

「Transfer」をクリック

MetaMaskのウォレットアドレスに送金します。

初心者の方は少額でのテスト送金をオススメします。

パスワードを入力して承認します。

数分で着金します。MetaMaskを開いて残高を確認してみましょう。

NFT販売ページにMetaMaskを接続して購入する

HEAL3のミントページにアクセス  　https://heal3.com/mint/

PCはMetaMask拡張を追加したブラウザ、スマホはMetaMaskアプリ内のブラウザを使用して下さい。

少し下にスクロールするとNFTがあります。「Connect Wallet」をクリックしてMetaMaskを接続して下さい。

「次へ」をクリック

「接続」をクリック

MetaMaskを接続するとMint（購入）できるようになります。

「確認」をクリック

NFT代1,200ASTAR＋ガス代がかかります。

Mintされました。

HEAL3アプリ内でBOXを開封

購入したNFTはアプリ内で開封・アバターに装着します。

CLOTHES（服）にアクセス

「UnBox」（開封）します。

本当に開けていいですか？と確認されます。

「Unbox」で開封されます。

トップスが開封されました。残り２つもUnboxしましょう。

トップス・ボトムス・靴が手に入りました。

それぞれのNFTをタップすると詳細が表示されます。

「Wear」をタップして着ることが出来ます。３つとも着てみましょう。

HOMEに戻って確認してみます。

これでようやく運動を始める準備が出来ました。

Exerciseを始める

さあ、早速走り（歩き）に行きましょう！と言いたいところですが、その前に１つだけやっておいた方がいいことがあります。

ミッションに参加する

HEAL3では「一定期間内に○○km走る」などのミッションが開催されます。達成することでトークンやNFTが貰えるなどの特典があります。

ミッションは参加しないとカウントされませんので、開催中のミッションがないか確認してから走るようにしましょう。

ミッション一覧を開く

参加したいミッションをタップ

ミッション詳細が表示されます。「join」をタップして参加します。

「Yes」で決定

走る/歩く

ようやく全ての準備が整いました。

「Exercise!」をタップして始めましょう。

スタートボタン をタップしてスタート

始める前にスクショを撮り忘れて後から撮り直したのでエナジーが０になっていますが、本来は満タンです。

途中で一時停止 も出来ます。終わるときには一時停止 の後で停止 を押して終了します。

リザルト画面

距離、獲得トークン、チャレンジの進捗状況などが確認できます。

始めた後の基礎知識

服のクリーニングとレベルアップについて簡単に解説します。

クリーニング

服には「クリーニング値」というものがあり、歩いている内に徐々に減っていきます。

クリーニング値が50以下になるとUHTの獲得効率が下がります。

Remaining Cleaning Value	Efficiency Rate %
50/100	80%
20/100	10%

50以下にならないようにクリーニングをしましょう。

クリーニングの仕方

各トップス・ボトムス・靴を表示すると画面下部に「CLEAN」ボタンがあります。

クリーニングに必要なUHTは服のレア度とレベルによって変わります。

こちらのトップス（コモン・Lv０）はクリーニング値を１回復するのに0.15UHTかかります。

63から100まで回復すると5.55UHTかかります。

マメにクリーニングするのもまとめてやるのも消費UHTは変わらないようにみえますが、まとめてクリーニングした方が僅かに消費UHTは低くなるようです。次の例を見てみましょう。

こちらの靴はクリーニング値を１回復するのにかかるコストは0.20UHTです。

100まで一気に回復しようとすると、単純計算で0.20×19＝3.8UHTですが、実際は3.79UHTで済みます。

計算式の端数の処理でこうなると思われます。

僅かな差ではありますが、クリーニング値が50以下になるギリギリで一気に回復するのが効率が良いという事になります。

まとめてクリーニングした方が安くなるケースも高くなるケースもあります。

私はうっかり忘れそうなのでクリーニング値60～70くらいで回復するようにしています。

レベルアップ

服はUHTを消費することでレベルアップすることが出来ます。

レベルアップすると各ステータスに割り振れるポイントが入手できますので、クリーニング用のUHTを残しつつ忘れずにレベルアップしていきましょう。

レベルアップの仕方

各トップス・ボトムス・靴を表示すると画面下部に「LEVEL UP」ボタンがあります。

最初は１UHTでレベルアップできますが、レベルアップしていくと必要なUHTも増えていきます。

レベルアップしたらポイントを割り振りましょう。

 ボタンと ボタンでポイントを増減できます。

レベルアップ毎に入手できるポイントは服のレア度によって違います。

Cloth Rarity	Point Allocation
Common	4
Uncommon	6
Rare	8
Super Rare	10
Legendary	12

各ステータスの意味は次の通りです。

ステータス	内容
Benefit	UHT の獲得に影響します。 ベネフィット ポイントが高いほど、消費したエネルギーあたりの UHT の収益が向上します。
Luck	アプリ内イベントやミッションなどで何かをドロップする頻度を決定します。
Popular	将来の追加で重要なキー パラメータになります。
Durabillity	「クリーニング値」の減衰率を決定します。 耐久性が高いほど、クリーニング値の減衰が遅くなります。

現状ではBenefitを中心にDurabillityも少しずつ挙げていくのが無難でしょうか。それぞれに特化したNFTを用意したくなりますね。

まとめ

STEPNの波には乗れず、その後たくさんのM2Eアプリがリリースされたものの、どれがいいのか分からなくていままで触れずに来ました。

日本発のブロックチェーンとして応援しているASTARのM2Eが出たということで今回始めてみました。

将来的に収益も上がれば嬉しいですが、まずは健康のためにも続けたいと思います。

運動不足の体には初日の2.7kmでも結構疲れました…。